重賞データcheck
 出走するための賞金をなるべく早く確保しておきたい確保しておきたいという陣営の思惑か、近年はクラシックで活躍する馬も多く輩出するシンザン記念。早速傾向を見ていこう!
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第60回 シンザン記念(G3)

1月12日(月) 京都競馬場 芝1600m

 明け3歳の牡馬にとって、年明け最初の重賞競走となるシンザン記念。春のクラシックやNHKマイルCをにらむ、素質馬が多く出走する一戦だ。今年は本来の京都競馬場に舞台を戻して行われる。  以前はここでの勝利も後のG1にはなかなか繋がらなかったが、最近は2018年のアーモンドアイが牝馬三冠+ジャパンC制覇を達成、2021年の優勝馬・ピクシーナイトはスプリンターズSを制した。今年、好発進を切るのはどの馬か過去の傾向を見てみよう。
過去のデータをCheck!

チェック1多頭数にならなくても波乱に注意

 過去10年、1番人気は複勝率40.0%でやや物足りない成績。2、4番人気が同60.0%と高く、3番人気は同40.0%で人気も加味すればまずまずといったところ。ここ2年は2桁人気馬が3着に好走。10頭立てだった2020年も3着に9番人気が食い込むなど、出走頭数があまり揃わなかったとしても人気薄の激走には注意したい。逆に2022年のように15頭が揃っても、1番人気こそ消えたものの2〜4番人気で決着するようなケースもある。
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【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 京都 同複勝率
1 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0% 1-1-1-3 50.0%
2 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0% 1-1-1-3 50.0%
3 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0% 1-0-0-5 16.7%
4 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0% 1-1-1-3 50.0%
5 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-5 16.7%
6 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-6 0.0%
7 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0% 0-1-0-5 16.7%
8 2-1-0-6 22.2% 33.3% 33.3% 2-0-0-4 33.3%
9 0-0-1-8 0.0% 0.0% 11.1% 0-0-1-5 16.7%
10 0-1-0-8 0.0% 11.1% 11.1% 0-1-0-5 16.7%
11〜 0-0-3-36 0.0% 0.0% 7.7% 0-0-2-22 8.3%
【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
競馬場 京都 中京 京都 中京
出走頭数 18頭 15頭 11頭 12頭 10頭 15頭 15頭 7頭 18頭 15頭
1着人気 8 8 1 4 2 4 4 2 3 3
2着人気 2 4 7 10 5 8 2 3 1 1
3着人気 11 1 4 2 9 2 3 4 17 14
単勝 2,250円 2,740円 290円 680円 420円 1,300円 1,020円 300円 490円 470円
馬連 5,360円 18,950円 2,620円 11,220円 3,190円 11,980円 2,020円 970円 930円 950円
馬単 13,060円 48,680円 3,100円 17,720円 4,660円 21,940円 4,840円 1,490円 2,060円 1,790円
3連複 95,730円 9,940円 6,980円 16,270円 23,390円 13,750円 3,680円 1,290円 50,030円 22,830円
3連単 671,850円 151,880円 26,730円 112,900円 103,880円 118,210円 25,490円 5,520円 216,260円 75,000円

チェック2キャリア3戦馬は不振

 キャリア別の成績をみると、新馬勝ちしたばかりの1戦馬や、2戦馬、そして4〜5戦馬の複勝率が高い。しかしなぜかキャリア3戦馬は不振で、前走がオープン・重賞だった馬ですら【0.1.0.13】と、昨年1番人気で2着に敗れた形のアルテヴェローチェしか馬券圏内はない。6戦以上の経験を積んだ馬も苦しいが、浅めの中ではキャリア3戦馬もあまり好走していない点に注意したい。
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【キャリア別成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 複勝率
1戦 4-2-0-15 19.0% 28.6% 28.6%
2戦 4-2-2-23 12.9% 19.4% 25.8%
3戦 0-2-1-26 0.0% 6.9% 10.3%
4戦 1-2-5-20 3.6% 10.7% 28.6%
5戦 1-1-2-10 7.1% 14.3% 28.6%
6戦 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
7戦以上 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%

チェック3前走重賞組なら上位人気馬

 過去10年の前走クラス別成績は、JRAの重賞だった馬が【1.3.4.29】複勝率21.6%。オープン特別組は好走がなく、1勝クラス以下が【9.7.6.73】同23.2%になる。
 このうち、前走がJRA重賞だった馬が本競走で5番人気以内の支持を受けると【1.3.3.12】複勝率36.8%だが、6番人気以下だと【0.0.1.17】。Check1であったように穴馬の好走も多いレースだが、前走重賞組については上位人気の支持を受けた馬しかほぼ狙えない。この組の好走馬は表の8頭。唯一6番人気以下だった2020年のコルテジア(3着)は、同じ重賞組で5番人気以内の2頭に先着を許している。また前走の着順は不問で、掲示板外から巻き返した馬も多い
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【前走重賞からの3着以内好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
2017 タイセイスターリー 4 2 デイリー杯2歳 1 8
2018 カシアス 4 3 朝日杯FS 10 7
2020 サンクテュエール 2 1 アルテミスS 2 2
プリンスリターン 5 2 朝日杯FS 15 5
コルテジア 9 3 デイリー杯2歳 9 8
2021 バスラットレオン 2 3 朝日杯FS 8 4
2022 レッドベルアーム 3 3 東スポ杯2歳 2 5
2025 アルテヴェローチェ 1 2 朝日杯FS 1 5

チェック4穴なら前走1勝クラス以下

 前走1勝クラス(500万条件)以下からの好走馬は過去5年でも12頭。6年前の2020年こそ前走重賞組の1〜3着独占だったが、ここ5年は毎年この組から2〜3頭が馬券に絡んでいる。このうち8頭は前走1番人気、9頭は前走1着。基本的には前走を1番人気で勝ってきた馬が狙いだ。ただし重賞組と違い本競走で人気薄の馬も多く好走している。
 また表にはないが、前走との距離比較をみると(過去10年)、新馬・未勝利戦組は距離延長馬【0.0.0.16】と全馬圏外なのに対し、同距離・距離短縮馬は【5.4.3.29】。1勝クラス組は距離延長でも【2.1.2.15】と好走馬が出ている。
【前走1勝クラス(500万条件)以下からの好走馬(過去5年)】
馬名 人気 着順 前走 前走人気 前走着順
2021 ピクシーナイト 4 1 秋明菊賞 1 3
ルークズネスト 8 2 未勝利 5 1
2022 マテンロウオリオン 4 1 万両賞 6 1
ソリタリオ 2 2 こうやまき賞 1 1
2023 ライトクオンタム 2 1 新馬 1 1
ペースセッティング 3 2 万両賞 1 2
トーホウガレオン 4 3 未勝利 1 1
2024 ノーブルロジャー 3 1 新馬 1 1
エコロブルーム 1 2 未勝利 1 1
ウォーターリヒト 17 3 未勝利 4 1
2025 リラエンブレム 3 1 新馬 1 1
ウォーターガーベラ 14 3 つわぶき賞 3 7

チェック5栗東CW組は勝ち切れない

 パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」出走馬過去10年の追い切りを分析すると、好走馬の大半は関西馬・栗東での追い切り馬だった。ただ、坂路とCWでは明暗が分かれており、坂路組は【6.2.7.55】と6勝しているのに対し、CW組は【2.6.2.32】と、CW組はやや勝ち切れない傾向にある。好走の多い栗東坂路組をさらに切り分けるのは少々難しいが、2ハロンの時計が24.4秒〜24.9秒だった馬は【0.0.0.14】のため、24.3秒以下か25.0秒以上の馬を狙いたい。なお、美浦南W追い切り馬で好走したのは人気馬のみとなっている。
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【主な追い切りコース別成績(過去10年)】
コース 成績 勝率 連対率 複勝率 3番人気以内 同連対率
栗東坂路 6-2-7-55 8.6% 11.4% 21.4% 2-1-2-5 30.0%
栗東CW 2-6-2-32 4.8% 19.0% 23.8% 1-2-1-5 33.3%
栗東P 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3% 0-1-0-0 100.0%
美浦南W 2-1-0-13 12.5% 18.8% 18.8% 2-1-0-3 50.0%
美浦南坂 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-3 0.0%